オバさんと京女
朝、外を見ると雨もあがってるようだったので次の雨雲がやってくるまでの短い時間だけでもと思って浜にキョウジョシギとオバシギ探しに行ってきました。中央部の磯にはキアシシギとかチュウシャクシギなんかはいてましたが潮干狩りの人たちもいてるので期待薄やなと思い東の干潟から河口までを探します。
キョウジョシギはすぐに干潟の中とか河口の石の上にいてるのがわかったのですがちょっと遠すぎます。デジスコだったらこれぐらいの距離は楽勝なんでしょうがね。
今日は大潮だったと思うので潮の干満も大きく普段は隠れて見えないあたりも潮が引いてくるとのぞくようになりました。でも、鳥の数は干潟の東側ではさっぱりだし、キョウジョシギもこっちに来ないなあと思って暇そうにしてたところハマシギよりも大きなシギチを一羽発見。これこそは初見のオバシギじゃあないですかあ!たしかに胸のあたりが黒くなっているし、羽の一部にほんのりと色のついている部分があります。地味な中にも渋い美しさをみせてくれたオバさんでした。オバシギは渡りの時期には日本全国普通にみられるはずの鳥なんだそうですが、こう遭遇しないとちょっと疑問がありますね。
オバシギさんはほかのハマシギなんかが飛んだので一緒に飛んで行ってしまいました。さてどうしたものかと思ってるとキョウジョシギの指定席にいつのまにかニャンコがいてるではありませんか。さっきからこのトラネコ以外にも野良猫は近くをうろついていたのですが、そこでいつまでもウとにらめっこしてられると京女さんがこないじゃないですか。ニャンコは水が嫌いなのをしっているのか鳥たちはけっこう平気で水辺で遊んでるものもいてるんですけどね。いくら鳥獣保護区でも野良猫はいけません。やっと野良猫がいなくなった頃ボチボチとキョウジョさんやほかの鳥たちもやってきました。
ダイゼンも黒っぽくなってきました。キョウジョシギとツーショットです。キョウジョシギは貝殻をひっくり返したりして餌探しにいそがしそうです。
やっと近くにやってきました。去年もたくさん撮ったのであんまりねばる必要もないのですがよく動くし、ほとんど下をむいているので顔をあげた写真がなかなか撮れませんでした。
あまりにもたくさんいてるのであまり写真に撮ることもないハマシギですが、夏羽に変ってかなり色づいてきましたので撮ってみました。もっと腹黒で羽が茶色みをおびてるのがきれいなんですよね。
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東の河口がポイントなんですね。
このあいだ、イソヒヨさがして河口近くまで行ったのですが途中で引き返しました。
行っとけばよかった~。
オバシギとハマシギよく似てますね。
Posted by: フォト原 | April 28, 2010 at 06:34 PM
フォト原さん
東のほうは潮が引くまではシギチには不人気かもしれませんが、岩の上を見てみるとキョウジョが休んでるのがみられるかもしれません。
この日見れたオバシギは一羽だけでしたが一回り大きいように思いました。
Posted by: アニキ | April 28, 2010 at 10:03 PM