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August 19, 2008

クマソ再び

Kumaso28

クマソといっても日本神話で日本武尊の九州征伐に登場する熊襲一族ではなく、昨年北摂一帯に大発生したフィリピンや台湾に生息する南方の蝶「クロマダラソテツシジミ」のことです。南方の蝶のことですので人為的に持ち込まれた蝶では日本の冬に耐えられないだろうとの予測に反して今年も発生しているとの噂を聞いて撮影に行ってきました。

Kumaso18

Kumaso48 昨年も本日と同じ場所に見にいったのですが騒動もだいぶん治まった秋おそくに出かけたのでその時はわずか一匹だけしか見つけることはできませんでした。今日はすぐに目の前を飛び回る数匹のクマソを発見。ちょっと見ではウラナミシジミによく似ています。オスの羽の表は全体的にきれいな薄紫色をしていますが、メスの羽の表は左の写真のように褐色の部分のほうが多い蝶です。写真を撮っているとそこに採集家らしいおじさんがやってきました。このおじさんの話では15日ごろ来たときは本当にうじゃうじゃと飛び回っていたそうです。オスは採集したけどメスを採ってないのでまた来られたそうですが、今日はメスがほとんど見られず、昨年大発生の元になったソテツのほうも何もいてなかったと言ってました。左のメスは尾錠突起が片方かけているのでおじさんの採集の対象外になったのでしょうか。マナーをわきまえた採集家のかたのようでこちらの撮影時にはネットも出さず見ておられました。これが悪質な採集屋になると人が撮ってるものでも横からかっさらう輩がいてるときいてますので今日はいい人でよかったなhappy01 昨年の発生木を私は見てないのでおじさんに場所を教えてもらって後で行ってみたら本当に何もいてませんでした。どうなってるんでしょうね。

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Kumaso38_2 腰掛けて休んでるとクマソも吸水におりてきました。吸水時は団体行動でもするかのようにほかのクマソもやってきて同じように吸水する行動が見られました。敷石の上だと周囲に同化してよくわかりませんね。公園内の自動販売機にお茶を買いにいったのですが、その近くの花壇にあるミントの花にも蜜を吸うクマソを見つけました。ソテツシジミというぐらいだからソテツにばかり目が行きますが、ちゃんと花にもやってきて蜜を吸うタイプなんですね。

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Comments

採集者の後では数がガクッと減りますが、2週間ほどで世代を更新するので、そのうちに発生してくると思いますよ。
まだまだこれからたっぷり楽しめると思います。

otsukaさん ありがとうございます。

なるほど、世代交代ですか・・・。
ちょうど端境期に見に行ったのかもしれませんね。
こんどはもう少し涼しくなってから行くことにします。

今日も見てきましたが
おぞましい数の蝶と幼虫に目が点でした
場所によって全く数が異なるみたいで
知人の家のソテツにも大繁殖してたそうです(高槻)どんどん広がっていますね

nanamiさん

おぞましいぐらいにいてるんですか!
すごいですね。
これは近所のソテツも見て回らないといけませんね。

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