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June 06, 2007

幻の七段花

Sitidanka

六月の花といえば紫陽花と花菖蒲が思い浮かびますが、万博公園に行ったついでに花の咲き具合を見てきました。万博公園にも紫陽花園があったんですね。初めて知りました。どこでもこんなものかもしれませんが、ここの紫陽花は色づきはじめたばかりのようでかなり薄味というか白っぽく見えました。その中でちょっと珍しい花を見つけました。上の紫陽花はシチダンカというヤマアジサイの仲間で普通の紫陽花のようにまんまるに装飾花をつけるわけでもなくガクアジサイのように真ん中に小さな本物の花が密集しているわけでもありません。シチダンカの中心部の花は装飾花が開く前に大半が落ちてしまうのだそうです。八重になった装飾花の先がとがっていてお星様を連想させる可愛いアジサイですね。ところでこのシチダンカは江戸時代にはすでに栽培されてたみたいで、シーボルトの編集した記録にもあるのに、1868年に英国に輸出されたあとはその所在がわからず長い間「幻の七段花」とよばれてきました。それが1959年になって神戸の六甲山ケーブルのあたりで当時小学校の職員だった人により偶然発見されたそうです。今ではあちこちで見ることができるようになったシチダンカですが100年ほどの空白の歴史があります。神戸あたりの六甲山は明治のはじめのころは禿山ばかりのところで今の六甲山からは想像もできないひどいありさまだったそうです。そんなところでシチダンカは残っていたわけですから感心してしまいますね。ついでといってはなんですが花菖蒲の様子と2時間かけてやっと一匹だけ見つけたミズイロオナガシジミの写真も載せておきます。本当はアカシジミを探していたんですけどね。

Babnpaku1_1

Mizuiroonaga

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