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May 2007

May 30, 2007

ツバメシジミ

Tubamesijimi1

郊外にいてる都会人からみると珍しい生物もいいですが、もっと身近なところできれいなものをと思って河川敷でツバメシジミを撮ってきました。オスが羽を開くとその空色の美しさがすばらしいのに、本当に小さな蝶なので気がついてもらえないのが残念です。

Tubamesijimi2_1

羽の裏面には橙色の斑紋が後羽の隅にあり、ワンポイントになっていてなかなかお洒落な蝶です。羽のはしっこにちょろっと尾状突起があるのがわかるでしょうか。これを燕のスワローテールにたとえてツバメシジミの名がついてます。

Tubamesijimi3

これがツバメシジミのメスです。4月に撮影したものですが、オスとちがって羽の表側が黒く、うっすらと前羽の付け根あたりに空色のりん粉が広がっています。しぶい美しさを感じますね。マメ科の植物が幼虫の食草ですのでクローバーの広がる草地とか秋には萩の花の咲く場所でもよく見かけます。

May 29, 2007

モンキチョウ

Monkityou1

Monkityou3_1 Monkityou2 

久しぶりにモンキチョウの交尾が撮影できました。モンキチョウはモンシロチョウとともに身近にいてる蝶なのですが、じっくりと見たことのある人はあまりいてないのではないでしょうか。河川敷などのクローバーのはえているところなどではよく見かけますが、街中ではあまりお目にかからないように思います。上の写真で黄色いのがオスで白いのがメスなのですが、メスのモンキチョウは白型と黄色のタイプとがいてます。飛んでいるところを見ると白型のメスはモンシロチョウと区別がしにくくて、おそらく蝶に興味のないかたはモンシロチョウだと思ってるはずです。なかなか敏感な蝶でいざ写真に撮ろうとすると逃げられてばっかりです。上の交尾中のモンキチョウの写真はよく見るとメスの足が茎についてません。このカップルはオスがメスをぶら下げた交尾状態のまますぐにどこかに飛んでいってしまいました。黄色い蝶としてはほかにキチョウが一般的ですが、黄色い蝶を見ると全部モンキチョウだと思ってる人も多いでしょうから、違いがわかるようにキチョウの写真と白型との比較用にモンシロチョウの写真も載せておきます。左がキチョウで右がモンシロチョウです。

Kityou_1 Monsirotyou_1 

May 28, 2007

春のトンボいろいろ

Honsanae

三田あたりの武庫川にはまだいてますが全国的に数が少なくなってきているトンボのひとつでホンサナエを見つけました。太い腹部と大きな尾端に特徴があって面白い形をしています。河川の中流域に住むサナエトンボで河川の改修工事などでヤゴの住める環境が少なくなってきているのが数の減っている原因のようです。写真のホンサナエも猫の額ほどの砂場に陣取ってメスが通るの待ち続けてました。

Harabirotonbo

湿地状態になってる休耕田でシオヤトンボにまじって黒いトンボが飛んでるのを見つけたので静止するのを待って写真を撮りました。正体はハラビロトンボのオスで、成熟したオスは青い粉をふいた幅広の腹部がきれいです。メスのお腹はもっと大きくて面白いので探しましたが見当たりませんでした。水辺にでてくるのは産卵期が近づいた成熟したメスだけのようなのでこれからなんでしょうね。

Sioyatonbo

それでこれがシオヤトンボのオスです。シオカラトンボによく似てますがシオカラトンボのほうがもう少し細長く尾端の黒い部分も大きいので違いがわかります。

Yamasanae

山の近くにいくとよく見られるトンボでヤマサナエ。この個体は少し青みがかってますが黄色と黒の縞模様がきれいな少し大きめのトンボです。木の影がかぶってしまいましたがオスの尾端が大きくてかっこいいと思います。

May 21, 2007

箕面ぶらぶら

Onagaageha

モミジの新緑などをながめながらゆっくりと箕面の滝道を歩いてきました。今日は川原に下りるとオナガアゲハが吸水する姿を何度か見ました。オナガアゲハは少し細い羽をした黒いアゲハチョウでやや内股の尾状突起が長く、山地の渓流ぞいでよく見かける蝶です。ジャコウアゲハに似てますが体に赤い模様なんかははいってません。

Miyamakawatonbo2_2

Miyamakawatonbo1_1

この時期は普通のカワトンボがほんとに沢山この川では見ることができるのですが、今日はそれにくわえてミヤマカワトンボの姿が見られました。まだまだ出始めで数は少ないのですが、上の写真がオスで下がメスです。オスのミヤマカワトンボがカゲロウを捕食してるところが撮れました。これからの季節、金緑色に輝くオスの腹部と褐色の羽を見るのが楽しみです。

Dabidosanae

渓流のサナエトンボ、ダビドサナエです。ここではオジロサナエは見たことがあったのですが同じぐらいに華奢なかわいいトンボです。ダビドはどうやら人の名前らしくて英語読みするとデイビッドなんでしょうね。

Sujigurosirotyou

ウツギの花に吸蜜にきてたスジグロシロチョウ。春型はこのようにはっきりと筋がでますが夏型はあんまりはっきりとした筋がでないのでモンシロチョウと区別がしにくい蝶です。スジグロシロチョウというとモンシロチョウよりは大きく見えるのですが、春型だからかもしれませんがこの個体は小さくかんじました。

May 18, 2007

仁川にて

Kawatonbo3

Kawatonbo2

たまにはいつも行かない所にいこうかと思い立って仁川を歩いてきました。ながながと続く浅いきれいな川と緑の川原を横に見ながら川沿いの道が途切れるあたりまでの適当な距離のハイキングでした。周囲が開けたあたりではとくに珍しいものには出会いませんでしたが、地すべり資料館の下あたりの川原ではカワトンボの姿が見られました。上の写真1枚目がカワトンボのオス。その下がカワトンボのメスです。以前は西日本にいてるニシカワトンボと東日本にいてるヒガシカワトンボに分けて分類されてましたが、今はたんにカワトンボという名に統合されています。メタリックグリーンの体が美しいカワトンボですが成熟するとオスは尾(腹部)が粉をふいて白くなり、メスのほうは白くならないという違いがあります。若い状態だと色の違いがでてないので尾の先端部分の連結器の形の違いで区別できます。はさみ状になってるのがオスで産卵管があるので二段になってるのがメスです。

Asamaitimonji1

Asamaitimoni2 橋の下あたりでアサマイチモンジという蝶を見つけました。川の周辺でよく見かける蝶なのですが、今年この蝶を見るのは初めてです。ちょっと渋い色をしてますが、羽裏は明るい茶色の地に白斑がならび、なかなかきれいだと思います。よく似た蝶にイチモンジチョウというのがいてます。

May 16, 2007

秘密の花園Ⅱ

Sioekouen1_1

近所を歩いていてもバラの花が咲いているのをよく見かけるようになりましたので、今年も潮江公園にバラを撮影にでかけました。ごらんのように周囲を工場や住宅、小学校などでかこまれているので一部の地元民しか知らない公園で、ほとんど貸切に近い状態で写真が撮れます。この日も小学校の課外授業で子供たちが走り回った一時だけがにぎやかで後は静かなものでした。この美しい花園をどういうふうに切り取れば、その美しさを表現できるのかいつも悩んでしまいます。

Sioekouen2

バラの花は初夏の陽光の下で見るのが本当に華やかなのですが、写真に撮るとなると直射日光のあたったバラは白っぽく色とびしてしまいますので、微妙な花色のちがいがでるように日の当たらない明るい曇りの状態で撮影しました。よくばらずにもう少しポイントをしぼった方がよかったかもしれませんが、これだけどこを見てもきれいだとどうしても沢山花が画面に入るように撮ってしまいます。

May 14, 2007

黒いアゲハチョウ

Karasuageha_1

関西の秘境(私が言ってるだけ)武田尾にまたまた行ってきました。いつのまにかアザミの花がきれいに咲いていて、アザミの花にはよく蝶が蜜を吸いに集まってくるのでしばらく様子を見てましたが今日は今ひとつ蝶がよってきません。そこでもう少し先に進むとまだヒラドツツジが咲いている場所があり、そこに数種類の黒いアゲハチョウが集まってました。つつじの花はアゲハが好む花なのですが今日は普通のアゲハチョウはまったくいてなくてすべて黒いアゲハチョウでした。Karasuageha2_1 上の写真はカラスアゲハ。羽の表には青いりん粉がちらばり、前羽裏の白いおびは上の方にふくらんでみえます。ナガサキアゲハを撮っていたらいきなり画面に割り込んできたので、ピントがあってませんが、その美しさがわかると思うのでもう一枚載せておきます。

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それでこれがナガサキアゲハ。前羽の付け根に赤い三角の斑紋があり、メスの羽には白い斑紋があるのに、オスは真っ黒というちょっと大きめで尾状突起がないアゲハ蝶。南方系の蝶で温暖化とともに勢力を北に拡大中といわれています。

Jakouageha

ちょっとクモの糸がうるさい絵ですがジャコウアゲハです。体に毒々しい赤い模様があり、やや細長い羽をしています。オスの成虫は麝香の匂いがするといわれています。

Kuroageha_1

そしてその名の通りクロアゲハ。後羽にある尾状突起が短い。

ちょっと見ただけでは種類の違いはわからないのですが、写真に撮るとあとで識別できるのがうれしいですね。おそらくオナガアゲハもいてたと思うのでそれはまた別の機会に撮って紹介したいと思います。

May 12, 2007

三連クロスジギンヤンマ

Kurosujiginnyanma1_2   

公園で見ることができる夏鳥もピークがすぎたようであまり見かけなくなりました。野鳥だけが目当ての人たちはせっかく出かけたのに鳥がいてないとそこで手持ち無沙汰を感じるのでしょうが、私はもともと鳥だけを撮影してるわけではないので、そういったときは他の被写体も探し始めます。春のこの時期は池のあるところではクロスジギンヤンマが見られるので池のスイレンの葉などにとまって産卵する姿なんかを狙います。クロスジギンヤンマは普通のギンヤンマよりも色が濃く、胸の横にはっきりした黒い筋がはいり青い目をしています。樹木に囲まれた場所の池が好みなので街中の公園の人工池なんかではあまり見ないかもしれません。池の上をパトロールするオスのクロスジギンヤンマはとてもきれいなのでなんとか大きく撮りたいと思うのですが、残念ながらほとんど静止することなく飛び続けるオスを撮影するチャンスはあまりありません。メスをGETして交尾するときは枝にとまりますので、オスの写真を撮るにはペアになったところを見つけて目でその行き先を追うのが一番です。普通のギンヤンマでもそうですがペアで飛ぶと必ずほかのオスが現れてメスを略奪しようとちょっかいをかけてくるんですね。上の写真はその三角関係のまま枝にとまったところ。下の写真はメスが去ったあとのオス。交尾のあとのオスはしばらくじっとしていて動きませんでした。

Kurosujiginnyanma2_2 

May 09, 2007

春のカワトンボ

Ookawatonbo

春のトンボの姿を見るようになりましたのでオオカワトンボを探しに三田に行ってきました。武庫川の本流にはいてなかったので少し支流を遡っていくとわりとあちこちで見ることができました。関西で見ることができるカワトンボ5種類の内、春から見られるのはこのオオカワトンボとカワトンボ(ニシカワトンボ)の2種類です。

Ookawatonboosu Ookawatonbomesu

オオカワトンボ♂                   オオカワトンボ♀

オスは非常にきれいな赤褐色の羽をしていて成熟すると体全体が粉をふいて白銀色に見えますが、メスの方はうすい褐色の羽に茶色っぽい体色になります。成熟した個体は川に現れますが、羽化後未成熟の個体は林の中で生活し、メタリックグリーンの体色をしていて、メスのカワトンボと区別がつきにくいようです。カワトンボ類の中では一番早く姿をみなくなるのがオオカワトンボなのでこのきれいな姿に気がつかない人がおおいのではないでしょうか。今日は合体シーンをはじめて見ることができました。

Ookawatonbo2

ちなみに普通のカワトンボ(ニシカワトンボ)の成熟したオスの写真が下の写真です。尾(腹部)だけが粉をふいて白くなり微妙にオオカワトンボよりは体が小さいような気がします。羽の色は地域によって違いがあり、ここらへんでは透明型のようです。

Kawatonbo1_1

May 08, 2007

ハズレの日、されど・・・

Ooyosikiri

夏鳥を探しに服部緑地に行ってきましたが、今日はどうも夏鳥さんは連休疲れでお休みみたいでほとんど姿を見ることができませんでした。それでも池の葦の中から大きな声でギョギョシーという鳴き声が聞こえてきます。大きな声なのにまったく姿が見えない状態がしばらく続いたのですが、そのうち葦の中から木の枝に飛び移ってくれたのでなんとか姿を拝むことができました。ちょっと離れてるのでトリミングしてますが、はじめてのオオヨシキリGETです。Ooyosikiri2 帰ってから画像を見てて気がついたのですが、このオオヨシキリは尾がありません。ほかの画像を見てもどれにも尾は写ってませんでした。ひょっとして縄張り争いでほかの鳥とけんかして尾を失ってしまったのでしょうか。鳥の尾羽ってまた生えてくるのかどうかしりませんが、このままではバランスが悪いような気がします。本当にオオヨシキリを撮ったのかという疑問も生じてきます。尾がないオオヨシキリだから単なるヨシキリを撮ったことにしときましょうか・・・なんちゃって(^^;)

オオヨシキリだけではなんかさびしいので他の被写体を探していると目にはいったのが下のトンボです。

Hutasujisanae

目が離れているのでサナエトンボの仲間であるのがわかりますが、種類を特定するには肩のところのウルトラマンの胸のような模様や胸側面の線、尾の先の形状などから見当をつけないといけません。私の独断と偏見によりフタスジサナエだと思うのですが、違ってたらゴメンナサイ。ここの池ではけっこう珍しいトンボを見ることもあるのですが、フタスジサナエははじめてみました。

Satokimadarahikage

ついでといってはなんですが、今日は少しくすんだ黄色い蝶が他の同種類の蝶を追い掛け回してる姿をよくみました。最初はツマグロヒョウモンかキタテハと思ったのですが、静止した姿を見てサトキマダラヒカゲであることがわかりました。この蝶はジャノメチョウの仲間なのですが今まで服部緑地でこんなにたくさんのサトキマダラヒカゲを見たことはありませんでしたので、名前すら思い浮かびませんでした。それにしてもすごいスピードで飛び回るもんです。今日はうまく撮れなかったのですがナガサキアゲハのオスも見ました。

May 04, 2007

GWの大阪城にて

Mamijiro2

連休中はいつも行く尼崎市内の公園は家族連れでいっぱいで野鳥を撮るのにはむいてません。とくにじゃりん子たちが大はしゃぎで走り回り大人がこないところにも侵入してくるのでせっかくいい被写体を見つけてもあっさり逃げられてしまいます。そこで今日は貸切で写真を撮るのはあきらめて大阪城公園に行ってきました。大阪城公園は都会のど真ん中にある広大な緑のオアシスといった感じの公園で渡り鳥からみると四方の山に移動する前の中継基地みたいなものです。今まで夏鳥の撮影目的で大阪城に行ったことはなかったのですが、今日行ってみてさすがにここは珍しい鳥がいてると思いました。上の写真はマミジロ。その名の通り眉だけが白い全身黒尽くめの鳥で、夏鳥として飛来し本州中部以北の森林で繁殖するそうです。黒いのがオスなのですが、本日は大サービスでオスが二羽同じ場所にいてました。緑の深い市民の森あたりには今日はバーダーやらカメラマンたちが集結していてサンコウチョウをひたすら待っていました。サンコウチョウを見るためにテープでサンコウチョウの鳴き声を流したりしてしてるんですよ。おいそれとサンコウチョウは現れないのですが、待っている間カメラマンをひき付けているのがマミジロであり、クロツグミなんですね。残念ながらクロツグミはすぐに飛んでいってしまい、私は撮れませんでしたからきれいなキビタキの写真を載せておきます。

Kibitaki_1

オオルリは今日はメスばっかりでオスを見たのは一度だけでした。メスは茶色の地味な鳥ですのでまた今度載せることにします。ほかには声だけですがジュウイチが鳴いてました。大きな声がして驚きましたが、今日その姿を見た人はほんのわずかなようでした。サンコウチョウはというと高い木のてっぺんを動き回る長い尾をした影だけを見ることができましたが、あれでは私には撮れません。サンコウチョウが移動するたびにカメラマンの大集団が右往左往するので遊びに来てた家族連れがなんとも不思議そうな顔をしてたのが印象的でした。

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