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October 2005

October 31, 2005

黄色い秋

himeakatateha2 kitateha

セイタカアワダチソウもちょっと色あせはじめましたが、まだまだあちこちで咲いています。その黄色を背景にして写真を撮ってみました。モデルはセイタカアワダチソウで吸蜜していたヒメアカタテハとキタテハです。なかなか思ったようにはボケてくれませんが、だいたいこんな感じできれいに見えると思うんですよ。左の写真がヒメアカタテハですが、わりとどこにでもいてる蝶で、秋になるとよく姿を見ます。ヨモギなどを食草にしてるそうで、アカタテハよりは少しこぶりで後羽の表側にも大きくオレンジ色の模様がはいるところがアカタテハとはっきり違うところです。おそらく世界で一番たくさんいてる蝶であろうといわれています。右側の写真がキタテハ。夏型のキタテハはもっとくすんだ黄色をしていますが、秋型のキタテハは赤みがあってオレンジ色に見えます。羽のギザギザも秋型のほうがきれが深いようです。寒くなってきましたのでそろそろ蝶をたくさん見れるシーズンも終わろうとしています。

October 30, 2005

はじめて見たキトンボ

kitonbo2

三田市の有馬富士公園でキトンボをはじめて見ました。トンボや蝶を撮影するうえでうれしいのは、やっぱり初めて姿をみせてくれた種類の写真を撮るときです。けっこうドキドキしながら、逃げられる前にピントをあわせてシャッターをきらなければとあせります。絵的にたいしたものでなくても、新たなコレクションがふえたという喜びと達成感があります。キトンボは樹木に囲まれた大きめの池に現れる赤トンボの仲間で羽の前縁部や羽のつけねから半分ぐらいが黄色いトンボで、秋深くなると池に現れます。絶滅危惧種というわけではありませんが、数少ないトンボなので遭遇するチャンスはあまりないといえます。それに日が照っている間しか姿をあらわさないそうで、この日も日がかげったらいなくなってしまいました。konosime2 ついでといってはなんですが、コノシメトンボのオスのホバリングの撮影もできましたので一緒にアップします。ちょっと位置や大きさには難点がありますが、珍しくピントばっちしの写真です。ペアでホバリングしてくれるといいのですが、産卵は打水産卵のため上下に動き移動するので私はよう撮りません。偶然でもピントがあったのがとれたら大喜びなんですが・・・。

October 29, 2005

ジョウビタキ飛来

joubitaki

今年もジョウビタキが日本に飛んでくるシーズンになりました。あんまりいい写真ではありませんが、証拠写真ということでお許しください。日本で冬をこす冬鳥の中では比較的街中でも観察できる身近な野鳥です。この鳥はオスですが、オス、メスともに縄張りをもち自分の縄張りの中にほかのジョウビタキがやってくると追いかけ回して追いはらいます。日本に渡ってきたばかりのころは窓ガラスにうつる自分の姿にもなんども飛びかかるほど気の強い鳥ですが、モズは苦手なようでよく追いかけられてる姿をみます。ヒッヒッヒとかカッカという声が聞こえたら周囲や木の梢、アンテナの上などを探してみてください。姿が見れるかもしれません。ジョウビタキのヒタキとはカッカという嘴をならすような声を火打石をたたく音にみたてたネーミングでジョウは尉、おじいさんを意味します。オスの頭が銀髪だからですね。このジョウビタキが紅葉した木の枝にとまる姿が撮れたらいいのにと毎年思います。

October 26, 2005

コスモスと蝶

ageha3 kiageha3

himeakatateha3 tumaguro5

コスモスに集まる蝶を集めてみました。もっと地味な蝶も集まってきますが今回は派手目のものばかりです。種類がわかりますでしょうか?上段左が普通のアゲハチョウ。つまりナミアゲハです。上段右がキアゲハ。羽の付け根が黒いのでナミアゲハと区別できます。下段左がヒメアカタテハ。たぶんコスモスの花で一番よく来るお客さんです。下段右がツマグロヒョウモン。羽裏のモザイクのような模様がなかなか粋です。どの写真がいいと思いますか?蝶はどこにとまるかわかりませんので、写真としては意図的に作画するというのが難しいので半分偶然にたよっています。理想としては上段右のキアゲハの写真のような背景のコスモスのボケがきれいにでていて全体的にごちゃごちゃしてないもの。なおかつ被写体の蝶の羽がやぶれていないきれいな個体であることがいいのですが、何回撮りにいっても完璧なものは撮れません。

October 25, 2005

コスモスが見ごろ

kosumosu3

尼崎市田能にある農業公園のコスモスが見ごろになりました。この場所は夏にミニヒマワリが植わってた場所です。ヒマワリが終わってからコスモスを植えたようで、ここのコスモスは背が高くありません。背が低いほうが上からの構図がとりやすいのでいいですね。背の高いコスモスは見上げる構図しかとれないので、撮り方もワンパターンになりがちです。このコスモスはたいして広い場所にうわってるわけではありませんが、色もかたよらずに適当にまざっていて本当にきれいです。風にゆれる姿もなかなか風情があります。スローシャッターで風にゆれるコスモスを撮り、秋風を表現する撮り方を実験的にやってみるのですが、上から見下ろせる背の低いコスモスでしかうまく表現できません。またコスモスの花の蜜をもとめていろんな蝶が飛んできます。この公園ではよく見かけるヒメアカタテハ、ツマグロヒョウモン、モンシロチョウ、アゲハチョウのほかにもキアゲハやキタテハなども撮影できます。

October 24, 2005

この虫は何?と思ってませんか

houjaku

花のまわりを長いストローのような口をのばして、蜜を吸いながら飛び回ってるこの虫はホウジャクという蛾です。漢字でかくと蜂雀だそうです。蛾だからといって夜とんでるものばかりではないのです。羽を高速で羽ばたかせながら飛んでいるので羽がはっきりわかりませんね。蜜を吸うときもけっしてとまることなく飛び続けています。名前のように蜂かなと思うのも無理はありません。ホウジャクにも何種類かいてて、たぶんこれはホシホウジャクとよばれる種類だと思います。今まで何度かホウジャクが蜜を吸うのを写真に撮ろうとトライしたことがありますが、撮れたことがありません。今回やっと撮影に成功しました。花によって滞空時間がちがうのか、よく見かけるアベリアの花などは本当に一瞬しかとまらなくて、すぐに次の花に移動していきます。そういえばこの花はなんでしょうね?西宮の北山緑化植物園でみつけたのですが、ちょっと変わった花です。ホウジャクが来るまではコノシメトンボのメス?がこの花にとまってたんですが、ホウジャクがきたら逃げていきました。やっぱりでかい蜂と思ったのでしょうか?

October 22, 2005

背の低いセイタカアワダチソウ

seidakaawadatisou

猪名川の堤防がセイタカアワダチソウの黄色に染まっていました。秋空の下気持ちのよい風景がつづきます。ところでこのセイタカアワダチソウなんですが、この堤防にはえてるものは背が低いと思いませんか?この植物は1m以上にのびるはずなんですが、なぜかここのは背の低いものばかりです。セイタカアワダチソウは北米原産の植物で明治時代に日本にはいってはきてましたが、全国的に広がったのは戦後で輸入物資についてきて広がったとか、蜜源になるので養蜂業者が広めたとかいわれてるようです。この植物の根からは植物の生育を阻害する物質がでるので、ほかの植物をおさえてはびこり群落を形成します。花粉症の原因になると信じられてましたが、花粉を飛ばして受粉する風媒花ではないことから現在では花粉症とは関係がないといわれてます。

October 19, 2005

豆が好き!

uranamisijimi2 枝豆などの収穫時期のようなので、ちょっと写りの悪い写真だったんですが、画像処理してUPしてみました。秋になるとこの蝶が現れて豆科の植物に卵を産んでいきます。この蝶の名はウラナミシジミ。南方系の蝶で羽の裏側の茶色と白の細かい波模様がきれいです。世代交代をくりかえしながら南の方から分布を広げてきますが、寒さには弱くほかの蝶のようにさなぎで冬をこすこともできないので、暖地いがいでは全滅することになります。ところが暖地で冬をこした幼虫は春に羽化して、また北に分布を広げるといった生活サイクルのようです。豆類だけでなくいろんな花にやってきて蜜を吸いますが、幼虫の食草になるのが、萩やクズ、フジなど豆科の植物全般で、とりわけ穀物の豆類はほかの植物とは格段の差で多くのウラナミシジミが集中してきます。豆を栽培する農家の人にはありがたくない蝶ということになりますね。

October 18, 2005

月夜の国から

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今年も我が家のベランダにおいてある月下美人が花をつけてくれました。苗から育て始めて花がさくようになるのに3年以上かかったと思います。もう人の背丈以上の大きさになっており冬に家の中にとりこむのに一苦労です。もっと手をくわえて育てればたくさん花がつくと思うのですが、不精なものでほとんどベランダに放置してるようなものです。それでも毎年律儀に花を咲かしてくれます。森林性のサボテンの仲間はけっこう丈夫で夏場は長時間の直射日光をさけるために遮光はしますが、毎日水やりが必要なわけでもなく不精者にはちょうどいいのかもしれません。この日は上弦の月がでてましたので、ローアングルで月もファインダーの中にいれて撮影してみました。あかみがかった光点が月です。

October 15, 2005

尼崎にもいてたクロコノマチョウ

kurokonoma2

阪神工業地帯の真ん中にある尼崎市には山がなく北部にわずかに田んぼや畑があり、旧猪名川の堤あとにわずかに自然林が残るといった、あんまり樹木や自然とは縁のなさそうな街なのですが、そんなところでもまれに え~っ!?といった生物に遭遇することがあります。この枯葉にもにた蝶はクロコノマチョウ。暗い林の中にすみ昼間はあまり活動しない蝶で夕方になると飛び始めるのだそうです。前羽のさきの鋭角なでっぱりが顕著なので秋型のメスではないでしょうか。樹木の少ない尼崎の中では珍しいといえます。クロコノマチョウは西南日本に広く分布する蝶ですが、最近の温暖化の影響で分布地域を北にのばしてる蝶の一つです。蝶を採集している人によると昔はなかなかみれなかった蝶なのだそうですが、分布の拡大にともなってみかけることも増えてるということです。

October 14, 2005

難しい!赤とんぼの識別

akiakane2 natuakane3

risuakane tairikuakane

われこそは赤とんぼを一目見ただけで間違いなく種類を識別できる!という人がいてたら本当に尊敬します。もう「先生」と呼ばせてもらいます。わりと近場で写真を撮って歩いただけで、尾の部分のみが赤く見える赤とんぼが4種類も撮影できました。識別しやすいようにかなりアップに画像処理してます。違いがわかりますでしょうか?上段左側の写真がアキカネ。胸の横の2本の黒線の幅がせまく前の黒線が先の方で細くなってるそうです。上段右側がナツアカネのメス。アキアカネよりはわずかに小型で、オスだと体全体が真っ赤になるのですが、メスではアキアカネと区別がつきません。胸の2本の黒線のうち前の線がすぱっと途切れたように見えるはず・・・。下段左側がリスアカネ。羽の先をみるとこげ茶色の縁取りがあります。下段右側がタイリクアカネ。羽が黄色っぽかったり、赤い筋が見えるやつです。見る角度によってはこういった識別のポイントがわからないことが多くて、私なんかには写真を撮って後で調べても判別不能のものが多いです。赤とんぼの識別は胸の模様がきめてなんですが、ちょっと見ただけではわからないものばかりです。都会の近くでこれだけ似たトンボが見られるぐらいですから、山間部や湿地性の赤とんぼ、オスとメスの違いも入れたら現物を見て識別できる人はほんとにトンボ一筋の専門家の人だけなんではないでしょうか?

October 10, 2005

金木犀の香り

kinmokusei すっかり涼しくなって、さわやかな秋風の中にキンモクセイのいい匂いを感じられるようになったと思ってたんですが、ここんとこ雨がよくふるのでキンモクセイも花を散らしてしまい、匂いもしなくなってしまいました。この花の香りをトイレの芳香剤の匂いという人もいてますが、ロマンチックじゃありませんね。キンモクセイは花の咲き始めの頃が一番よくかおるようで、花が開ききるとあまり匂わなくなります。キンモクセイは中国原産の植物で銀杏などと同じように雌雄異株の植物なのですが、日本に渡ってきたのは雄株だけですので、実をつけたのを見ることはありません。桂花陳酒というお酒があったと思いますが、桂花とはキンモクセイのことです。飲んだことはありませんがきっといい香りなんでしょうね。あまり写真の素材にはなりませんが、散り積もるオレンジの小花が美しいので、きっと掃き清められた寺院の白砂とか緑の苔とあわせるといいものが撮れるような気がします。

October 09, 2005

小粋な赤とんぼ

konosimetonbo

赤とんぼの中には羽の端が黒褐色をしたものが3種類、正確にいうと4種類いてます。リスアカネ、ノシメトンボ、コノシメトンボ、それにマユタテアカネのメスです。その中でもっとも美しいのが写真のコノシメトンボです。ナツアカネと同じように頭から尾の先まで真っ赤になるアカトンボで、羽の先の縁どりも最も黒に近い色をしており、ちょっとお洒落な感じのする赤とんぼです。なかなか敏感なトンボで近づくのが難しいと思ってたんですが、お天気の悪いときは動作も緩慢になるのか手で取れるほどの距離で撮影できました。羽の先が黒い赤とんぼのうちマユタテアカネはオスの羽の先が黒ではなく、メスも黒いものと透明のものといてるので、念のため・・・。

October 08, 2005

アオイトトンボ

aoitotonbo いつもトンボを撮りにいってる公園でアオイトトンボを見つけました。尼崎の中ではアオイトトンボは珍しいのではないでしょうか?普通イトトンボは写真の下の方に一緒に写ってるアオモンイトトンボのように羽をとじてとまりますが、アオイトトンボ科のトンボは後方に羽を半分開いたような形でとまります。またアオイトトンボのオスは成熟すると白い粉をふいてメスと識別しやすくなります。オスが白い粉をふくというのはシオカラトンボなんかでも同じですが、なぜなんでしょうね?基本的にはメタリックグリーンの体色をしており、青い目がとてもきれいでけっこう好きなトンボなんですが、あんまりお目にかかったことはありません。それにしてもこのイトトンボたちはどこからやってきたのか不思議です。植物もほとんどない池なので植物に卵がついてきたとは考えにくいし、普通のトンボなら飛翔力が強いのでわかりますが、イトトンボではあまりにも頼りなげで道路を横断することもままならないような気がします。風にでも運ばれて飛んできたのでしょうか?

October 07, 2005

希少種?アキアカネ

akiakane

赤とんぼの代表といえば、やっぱりアキアカネなんですが、近年そのアキアカネの数が激減しているといわれています。6月ごろ羽化したアキアカネはいったん生まれた池や田んぼを離れ山の上に移動します。夏の暑いあいだは涼しい山の上で生活し、秋になって涼しくなるころ成熟したアキアカネは平地に戻り、そこで生殖活動をはじめるのです。山を降りる頃には群れをなして飛ぶ姿が見られたということですが、近年は夏に阪神間の六甲山あたりに登っても避暑するアキアカネの姿はほとんど見られなくなり、秋に平地で見られる成熟したアキアカネの姿もパラパラといった感じになってるそうです。原因はいろいろいわれてますが、田んぼの水抜きの時期が品種改良によって早くなり、ヤゴが羽化するまで生きていられなくなったからとか、温暖化の影響だとかいわれてますが、はっきりとはわからないみたいです。

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