ヒガンバナ
秋のお彼岸の頃になると、季節を違わず必ず咲くのがこのヒガンバナです。田んぼのあぜ道などに群生しているのを黄色い稲穂とともに写真にとると日本の秋といった写真になっていい被写体になります。赤く美しい花なのにお墓などに咲いてることも多いのでシビトバナなどといわれ嫌われることもあるようです。球根に毒があるそうですが、昔は飢饉などのときに掘り起こして水にさらし毒ぬきをして食べたという話もあります。別名の曼珠沙華(マンジュシャゲ)は梵語で天上の赤い花を意味するそうです。ヒガンバナを撮影してたとき通りがかった人が「ヒガンバナって葉っぱがないのかな」と話してましたが、ヒガンバナは葉見ず花見ずといわれ、花が咲く時には葉がなく、葉がしげってる時には花が咲きません。花が終わると葉がでてきますが、夏ごろに枯れてしまい、秋になるとまた花茎のみがのびてきて花を咲かせるのです。
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アニキさん、こんばんは。
毎年彼岸の時期を違えることなく、野を染める花。
燃えさかる毒々しいばかりの赤も、刹那と思えば
見とれてしまいます。花が終わった後の醜い骸のような
姿もなぜか惹かれます。
Posted by: ひみ | September 23, 2005 at 09:57 PM
ひみさん いらっしゃいませ
そうですね ヒガンバナがみれる期間て短くて2週間もないのではと思います。今のうちによく見ておくことにします。
Posted by: アニキ | September 24, 2005 at 09:09 AM