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May 2005

May 31, 2005

WANTED-ゼフィルス

akasijimi

6月ともなると蝶の愛好家の方々はゼフィルスと呼ばれるシジミチョウを探して深山幽谷に分け入り、木に登ったりまでしてなんとかこれらの蝶をGETしようと東奔西走するそうです。ゼフィルスというのは本来はギリシャ語で西風と言う意味があるそうですが、初夏にのみ現れる美しいシジミチョウたちをそう呼んでいるそうです。シジミチョウというと地面を這うようにフヨフヨと飛んでる小さなヤマトシジミやベニシジミを思い浮かべるでしょうが、ゼフィルスはもう少し大きめで、中には羽の表がメタリックに緑とか青色に輝く蝶もいて、羽の美しさで愛好家垂涎の的となっているのです。写真は最近箕面で撮ったアカシジミという蝶ですが、クヌギやコナラ、栗の木などで見ることができます。夕方に活動することが多いのであんまり見かけないかもしれませんが、都市近郊の大公園でも見かけることが可能な蝶です。もし大阪近辺でこの蝶を見かけたら「大阪市とその周辺の蝶」というホームページを作ってるかたがおられますので情報をよせてあげてください。http://homepage3.nifty.com/ueyama/main.html

ミヤマカワトンボ♂

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珍しくミヤマカワトンボの合体の瞬間が撮れました。まだメスが暴れているのでぶれぶれの写真ですが、このトンボが交尾するのをはじめて見ました。残念ながらここでフィルム切れになってしまったのでこのあとが撮影できませんでした。尾(トンボの腹部)がメタリックグリーンに見えるのがオスです。緑色に見えたり青色に見えたりと微妙な色に光って見えます。渓流の澄んだ流れがよく似合うトンボです。

May 30, 2005

箕面公園昆虫館

kabamadara ooogomadara

せっかく箕面まで行きましたので昆虫館にもよってきました。ここは伊丹の昆虫館と同じように放蝶温室があり常時沖縄や南西諸島あたりの南方系の蝶が見られます。一番目につくのが白い大きなオオゴマダラという蝶ですね。ほんとうに優雅な蝶です。黄色のランタナの花にとまって羽を開いているのがカバマダラ。毒を体内にもってることで知られてます。関西でもよく見られるツマグロヒョウモンはこの蝶の姿に擬態して鳥に食べられないようにしているといわれてます。その後に羽を閉じてるのがリュウキュウアサギマダラ。ほかにもいっぱいいてますが、全部は紹介できないのでまた今度行ったときにでも続きをのせます。

May 26, 2005

箕面の森

minoo yamasanae

miyamakawatonbo3 十数年ぶりに箕面に行ってきました。あまり暑くもない日で楓の緑が美しい中、渓流の音をききながらゆっくりと歩くとたいへん気持ちよく感じました。イオン効果ってやつでしょうかね?いつもなら三田方面にカワトンボや蝶を探しに行くところなんですが今年は福知山線の脱線事故のためそっち方面は断念し駅から近くて自然が豊かな箕面に行くことにしました。ターゲットはミヤマカワトンボなんですが、渓流に降りれるところがないと写真に撮れませんのでそういった場所を探すのも目的の一つです。歩き始めてすぐに黄色がきれいなヤマサナエというトンボが出迎えてくれてモデルになってくれました。サナエトンボは田圃に水が入る頃から現れるので早苗というのだそうです。左右の複眼が離れてるところがヤンマなどとは違います。お目当てのミヤマカワトンボもわりとあっさりと登場してくれました。茶色の羽に帯がはいるカワトンボでカワトンボの仲間では大型です。写真のミヤマカワトンボは全体的に茶色い色をしてるのでメスです。気温が高くなると閉じている羽を一瞬開くのでその瞬間をカメラでとらえるのがこのトンボを探す理由です。とまってる渓流の石に帯のある羽の影がくっきり写ればさらにいうことはありませんのですが、わりと敏感で接近すること自体ちょっと難しいですね。

May 22, 2005

立てば芍薬

syakuyaku1 syakuyaku2

尼崎の農業公園で今をさかりとバラの花が咲いています。ちょっと目を移してゴールデンウィークの頃にぎわっていた牡丹園をのぞくとそこでも少し花が咲いていました。牡丹の花の残り花と思われるでしょうが、じつはこれはシャクヤクの花なんですね。ボタンとシャクヤクの花はよく似てるといわれますが、ボタンは木でシャクヤクは草という違いがあります。では何ゆえに牡丹園にシャクヤクの花が咲いてるかというとボタンを接木で増やす際にはシャクヤクが台木として使われるからなんです。1枚目の写真を見るとわかりますがボタンの木の根元の部分からシャクヤクが茎ををのばしているのがわかります。昨年買ったボタンと今年咲いたボタンの花の色や形がちがうという人がよくいてますが、そういった場合は台木に使ったシャクヤクの茎がのびてきて花をつけたということです。のびてきた葉を比べるとシャクヤクの方が切れ込みが深くて葉の付け根のほうから分かれています。美人を形容するのに「立てば芍薬座れば牡丹」などといいますが、茎が分岐しないでしゅっとした形の芍薬と枝分かれしてこんもりした牡丹の木の形に例えているのだそうです。ほんとかな?

May 21, 2005

甲山森林公園にて2

kawatonbo1 kawatonbo2

甲山森林公園の中には池があり、その池に流れ込む細流の周囲でカワトンボをみつけました。森林公園のそばを仁川が流れてることもあってここでは池のトンボだけではなく川のトンボも見られるようです。最近になってこのカワトンボの分類の統合があったらしくて以前ニシカワトンボと呼ばれていたこのトンボの名称はカワトンボということで統一されたそうです。尾(トンボの腹)が粉をふいて白くなってる方がオスです。関西でみられるカワトンボの仲間5種類のうち阪神間では4種類が見られますが、もう1種類 アオハダトンボというのは武庫川水系ではすでに絶滅していて見ることはできません。猪名川をさかのぼるとまだ見られるという噂をきいたことがありますので見てみたいものです。甲山大師の西側、北山貯水池の近くに自然観察池というのがあってそっちにも足をのばしてみましたがあいにくの強風のためあんまりトンボは見られませんでした。それでもハラビロトンボやクロイトトンボ、サナエトンボの仲間を確認できました。

May 20, 2005

甲山森林公園にて1

subako yamagara

山の緑がきれいなので手近なところで甲山まで行ってきました。珍しい野鳥でも見れたらいいのにと思って見て回りましたが、素人バードウォッチャーには声はきくことができても姿までは木々の緑に隠れてわかりません。ポイントを決めてじっと待っていればそのうちに何か現れるかもしれないんですが今回は歩きまわって探してみました。結局野鳥で撮れたのは巣箱に餌を運ぶ四十雀と、カワトンボを撮影してるときに水浴びにやってきたヤマガラだけでした。でも巣箱を実際に利用する鳥の姿をはじめてみれてよかったです。中学生の集団がやってきましたがこんなものには気がつかないのか興味がないのか、かしましく去っていきました。きみら何しに来てるねんと思ってしまうのは私だけでしょうか?今日はヤマガラだけでしたがヤマガラが水浴びにくるということはほかの鳥もここに来る可能性があると思うので次回に期待しようと思います。でもこれからは蛇やら蜘蛛やらが増えてくるのであまり人のこない場所はちょっと苦手です。

May 19, 2005

緑陰

meboso2 尼崎市内を通過する夏鳥たちもおおかたでそろって山の方に移動したと思ってたんですが、まだ姿を見せてくれる野鳥さんがいてました。新緑の木立の中から鳴き声がするのでのぞいてみたらメボソムシクイがちょろちょろしてました。ムシクイと名のつく鳥は数種類いてますが、いづれも素人目には同じに見える姿をしておりオリーブ色がかった褐色で目の上に白っぽいまゆがあり目のところに一本線がはいります。ウグイスの仲間ですからウグイスににています。鳴き声は違うのでそれで区別は可能です。メボソムシクイは低い小さな声でジッ、ジジッと前奏があったあと大きな高い声でジョリジョリ、ジョリジョリと鳴きます。このジョリジョリを「銭取り銭取り」とききなすそうですが、そんな風には聞こえませんでした。まあ鳥の鳴き声も個体によって違うでしょうから、銭取りに聞こえる鳴き声をだすのもいてるのかも?写真の方はノーストロボで撮影したので葉っぱの影の色でかなり緑がかって見えますね。光線不足のためシャッタースピードが遅くなってぶれた写真ばっかりでした。

May 17, 2005

ジャコウアゲハ

jakou2 jakou1 

服部緑地でジャコウアゲハを見つけました。色がうすい方がメスで、黒が濃いのがオスです。すっかり羽がぼろぼろになってますがきれいな状態では後羽の先はもっと長くのびてます。ジャコウアゲハの体には赤い模様がはいっていてちょっと毒々しい感じがします。感じがするというだけではなくてこの蝶は実際に鳥に食べられないように毒があるそうです。ジャコウアゲハの幼虫はウマノスズクサという植物を食草にするのですが、そのウマノスズクサが含んでいる毒素を幼虫は体内に蓄積していって成虫になってからも体内に保持しているのだそうです。でもどうして鳥たちはこの蝶が毒をもってるのがわかるのでしょう?赤い色は危険だという遺伝的記憶があるのでしょうか?ちなみにオスはじゃ香の香りがするのでジャコウアゲハというそうです。いつも思うのですが黒いアゲハは種類を識別するのが難しいです。とくに飛んでるときはさっぱりわかりません。

May 16, 2005

キショウブ

kisyoubu

少し前ですが10日に服部緑地に行ってきました。暖かくなってからは久しぶりの緑地公園です。つつじの花は終わりかけてましたがキショウブの花が池に咲いていて背景のつつじの花とのコントラストがきれいだったので写真に撮りました。キショウブは日本全国の池の縁に自生してますが原産地はヨーロッパで明治以降広まったということです。5月といえば端午の節句でお風呂にショウブの葉を浮かべて菖蒲湯を楽しむ家庭もあるでしょうが、菖蒲湯に使うショウブは我々が考えている花の美しいアヤメ科の植物の花菖蒲ではありません。たしかサトイモ科の植物で花もめだたない穂のようなものがつくだけです。ショウブの葉や茎には芳香性がありますがアヤメ科の植物には全く香りがありません。花屋さんでは菖蒲湯用に売りにだすときに彩りとして開花時期を早めた花菖蒲の花をまぜることがあるみたいです。ちなみにアヤメは陸地生の4月の花、カキツバタ、キショウブは5月の水辺の花、花菖蒲は6月の花で十分な水分があれば水につかってる必要はないそうです。菖蒲園も花のシーズン以外は水はぬいてますね。

May 08, 2005

クロスジギンヤンマの産卵

kurosujiginyanma1 公園の池にもう産卵活動をするトンボがいてました。周囲に木が多くはえてる池に4月から現れる代表的な春のトンボでクロスジギンヤンマといいます。普通のギンヤンマはこのトンボよりは遅れて登場します。どこが普通のギンヤンマと違うかというと緑色の胸の部分に2本の黒い筋がはいるところがはっきり違うところですね。この写真はメスなんですが、メスはトンボの腹部(尾っぽの部分)に黄色い斑点がはいります。普通のギンヤンマはたいていオスとメスが連結した状態で産卵活動をしますが、クロスジギンヤンマは必ずメスだけで産卵します。見てると腹部はフニャフニャと柔軟に動いて卵をうえつける場所を探すのがわかります。睡蓮の花が咲く池ですので花にとまって産卵しないかなと毎年思うんですが、なかなかそういった場面にであえません。オスの方が腹部の付け根にきれいなブルーの斑紋があり、腹部の斑点も青でとてもきれいなんですが、池の上をパトロールして飛び続けるばかりでとまるところを見ることはまずなくて、まともに写真に撮ったことがありません。交尾するとどこかにとまるでしょうから狙ってみたいトンボです。

May 07, 2005

コルリを見た!

koruri お天気もよかったのでまた野鳥を探しに公園まで行ったんですが、ゴールデンウィークのため公園内は家族連れでいっぱいで、これは行く場所の選択を間違えたと後悔しました。しかしせっかくですのでしばらくいてることにしました。これだけ人が多いと野鳥の姿もみられないだろうと思ったんですが、そこで意外なものを見つけてしまいました。地面を歩く青い鳥がいてたんですよ。これはオオルリが木から降りてきたのを見たのかなと思ったんですが、オオルリのように顔から胸までは黒ではなくて、喉から下は白いんですよね。それにオオルリは木についてる虫や飛んでる虫を餌にするので地面を歩くなんてことはたぶんないはず・・・。一枚だけ写真に撮れたので出来上がりを見るとやっぱりコルリでした。残念ながらあまり大きくは撮れなかったのでトリミングして大きくみせてます。コルリは夏鳥で林の低木の繁みの中にいてることが多く声はするのにあんまり姿を見ることがないという鳥なんだそうです。しかし工場地帯の尼崎市内の公園で見られるなんて本当にラッキーでした。走り回ってる子供たちがいてなかったらもっと写真が撮れたかもしれません。

May 02, 2005

三鳴鳥は鳴かず

ooruri3 うしろ から撮ったオオルリの写真です。雀よりは大きいのですが緑の木立の中で見ると青い色は目立たなくって白いおなかで探します。真後ろからの写真よりは斜め横から撮れたらおなかの白いのもわかってきれいかもしれません。鳴き声がきけたらいいのですが、この日は鳴いてくれませんでした。オオルリはウグイス、コマドリとともに日本三鳴鳥に数えられる声のきれいな鳥です。コマドリはあいにく写真に撮ったことはないのですが、一度だけ武田尾の渓谷で木の上に首が赤く見えた鳥がとまってたのがそれだったのではと思います。オオルリも渡ってきたばかりの今はあまり鳴かないのかもしれません

May 01, 2005

美しい!しかし・・・

kibitaki2

キビタキの写真がトリミングなしでやっと大きく撮れました。しかしストロボを使ってしまったのはやっぱり反則ですね。自分しかいてないので逃げられてもいいと考えて発光しましたが目が不自然に白く光ってしまいました。微妙な色の違いもでてないような気がします。喉のところは濃いオレンジ色ですが胸から下は黄色と思ってください。鳥のほうもストロボで驚いたかもしれません。キビタキは木の中ほどにとまることが多いので枝葉の影で日が当たらなくて、目にキャッチライトがはいった写真を撮るチャンスがなかなかありません。日陰で撮ると顔が黒いので目の場所がわかりませんし、背景が明るいところでは逆光状態になって黒くつぶれてしまいます。この鳥はあまり人をおそれないみたいでじっとしてるとすぐ目の前に降りてきてくれたりしました。あまりの美しさに見つけると失敗してもいいから何度でもシャッターをきってしまいます。山の方に移動する前にまた撮りたいものです。

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