何年も前に一度緑色に見えるトンボが石の上にとまってるのを見たことがあったのですが、かなり離れていたので確認することも撮影することもできませんでした。昆虫図鑑からアオサナエというトンボがいてるのを知り、いつかアオサナエを撮ってみたいものだと思いながらもそれから全く遭遇することなく月日は過ぎていったのですが、それがなんと以前それらしいトンボを見つけた川の中ほどの石の上にとまってるのをついに見つけました。やっぱりアオサナエはいてたんだ!
細い川とはいえ真ん中あたりにとまってるトンボを撮るとかなり小さくしか撮れませんので、どの画像もトリミング大です。アオサナエは平地から低山地の河川の清流にすむトンボで、べつに絶滅危惧種というわけでもないのですが遭遇率が低く希少種といっていいと思います。川が汚れて水質が悪くなるときっといなくなってしまうんでしょうね。
そういえばいつもの場所で今年はじめてミヤマカワトンボ♀を見つけて撮影したのですが、あとで見ると画面の端にゴミが写ってるじゃありませんか!ちょっとがっかりですね。誰かが捨てたゴミとはかぎりませんが自然に触れるために出かけたならゴミは必ず持ってかえるようにしましょう。
武田尾は紅葉の名所でもあるし、山の中なので探せばいてるかもしれないけどここでは見たことがなかったミスジチョウを見つけました。いつもはアサマイチモンジなんかがよく吸水してる駐車場みたいな空き地なんですけど、これもまたやっぱりいてたんだと思う蝶です。ちょうどコミスジも撮影したので比較のために載せておきます。左がコミスジの画像です。羽の模様の違いがわかりますでしょうか。頭から一本目の白線のきれ方に注意してください。実物を見ると大きさもぜんぜん違うのですけどね。
よく似たものどうしということで、左がアサマイチモンジで右がイチモンジチョウです。どこが違うかというと一文字に並んだ白点の端から四つ目が小さく消えそうになってるのがイチモンジチョウです。
初夏の武田尾はウツギやイボタ、エゴの木の白い花があちこちで咲き誇ってるのですがその花に蝶が吸蜜にきてました。すっかりボロボロになってましたがトラフシジミがまだ頑張ってました。そろそろゼフィルス類が登場しそうなもんですが、今日の武田尾はゼフィルスどころか普通のシジミ蝶でさえほとんどいてませんでした。古い蝶が消え新しい蝶がこれから現れる端境期なんでしょうね。
比較的よく見られたのが左のダイミョウセセリ。それと飛び回っていてなかなか撮影させてくれない黒いアゲハたちの中でやっと撮らしてくれたのが右のジャコウアゲハ♀です。天然物のジャコウアゲハのメスは初めて撮影しました。なかなか渋い色がきれいです。右の羽の尾状突起が欠けているのがじつに惜しいですね。
最後がこの時期 ものすごいスピードで飛び回っている○○キマダラヒカゲ。キマダラヒカゲはサトキマダラヒカゲとヤマキマダラヒカゲに分けられるのですが、識別が非常に微妙で、よくいわれてるのが羽の付け根の三つの白っぽい点がほぼ一直線に並んでいるのがサトキマダラで、三つ目の点がずれてるのがヤマキマダラだといわれてます。さてこの写真の蝶は点の配列がどちらともとれる気がするんですけどどう思われますか?
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